脳梗塞とは、脳の血管の中で発生した血のかたまり(この血のかたまりを血栓という)が詰まり、血栓が詰まった先の脳に正常に血液が流れないという症状が起こり、脳細胞が壊死していってしまうという病気です。
脳細胞に血液が流れないという症状がいったん起こると、脳細胞が生き残れるのはたったの数時間だけしかないといわれています。
脳梗塞は、日本の三大死亡原因の中のひとつにもあげられる病気です。
脳梗塞の治療方法として今注目を浴びている方法が、血栓溶解療法(けっせんようかいりょうほう)です。
血栓溶解療法とは、脳の血管にできた血栓を溶解する効果を持つ薬剤を投薬することにより、血栓が詰まってしまった血管を再開させるという治療方法になります。
脳梗塞が発症した場合、発症直後であれば、脳の血管に詰まった血栓を取り除く方法を行い、血液の流れを復活させると、壊死が始まってきている脳細胞を救うことが可能になります。
血栓を溶解し、脳細胞が復活すれば、脳梗塞の症状は見違えるほど快方にむかうことでしょう。
脳梗塞の症状で多い半身の麻痺などの症状が、消えてなくなってしまうという事例もあります。
この血栓溶解療法は、脳梗塞にかかってしまった患者さんたちにとって、脳梗塞の症状を改善してくれる、とてもうれしい治療ともいえるでしょう。


